香港での勤務体験からわかった日本との3つの違い

私はシステムエンジニアとして香港に3か月間出張し、その間社内システム開発を行いました。私が香港で働いてみて、香港人や香港の職場についてわかったことは3つあります。1つ目は香港人はとてもせっかちだということです。私の作ったシステムについて、もっと処理は早くできないか、処理待ち時間をなくせないのか、など使いやすさより処理速度に対する意見を多く言われました。処理はこれ以上早くできないと言うと、ではこの処理とこの処理は同時にできないか、とも言われました。私は香港人はとてもせっかちで、待つのが嫌いなんだなと思いました。2つ目は香港人は家族との時間を第一にするということです。私の職場では残業する香港人スタッフは皆無で、香港人スタッフ全員定時で帰っていました。その後、毎日日本人スタッフだけが残って仕事をしていました。

また、定時後に私の歓迎会を開いてくれるということになったのですが、参加者全員で会費を支払うことがわかると香港人スタッフは誰も来ませんでした。会費は数名の日本人スタッフで割り勘にするという話になったら、半分以上の香港人スタッフが参加してくれました。香港人は家族も大切で、お金も大切で、会社の優先度はとても低いんだなと思いました。3つ目は日本人の仕事の正確さは信頼されているということです。私が作ったシステムは本番稼働時にバグが散見されました。

私がバグを即座に修正して再発しないことを確認し、システムを再度使ってもらったところ、感謝されて評価されました。その後もバグは何度も出てしまいましたが、その都度即座に修正したところ、日本人は正確に仕事するので安心できると言われました。ともすれば日本人の完璧主義さは海外では嫌われることもあります。ただ、せっかちな香港人と仕事をする場合は、日本人の仕事の正確さでミスなく仕事できて早く帰れるということが信頼されているのかなと思いました。